ずっと賃貸で子育てってどうなの?【体験談も踏まえメリット・デメリットをまとめました】

持ち家VS賃貸……。
永遠のテーマですよね。

今は賃貸派でも子育て世代なら

「いつかマイホームを……!」

と思う人もいらっしゃるでしょう。

本記事では子育て世代にとっての持ち家、賃貸において、それぞれのメリットとデメリットを紹介します。

目次

持ち家と賃貸、結局どっちが得なの?

ノリ

ズバリ回答できれば良いのですが……。

結論からいうと人それぞれとなります。
特に子育て世代は色んな視点を持って住む家を決める必要があり、何を優先するかは置かれている環境で違ってきます。

では色んな視点で持ち家と賃貸のメリット・デメリットを見ていきましょう。

月々の支払いはどっちが有利?

お金の面だけでいうと賃貸はずっと家賃を支払う必要があります。
持ち家は多くの人がローンを組むことになるでしょう。

とてもシンプルに考えると月々の支出は「家賃」を支払うか「ローン」を支払うかの違いと言えます。

この時に重要なのがどのタイミングで持ち家の購入を検討するかです。

例えば30歳で30年ローンを組むと支払いが終わるのは60歳。
サラリーマンでしたら定年までに間に合います。

40歳で30年ローンを組む場合は定年が過ぎてもローンが残ることになりますよね。
年金もこの先どうなるかわかりませんし、ちょっと心配です。
すると20年ローンと期間を短くすることも検討する必要もありますが、そうなると当然、月々の支払いが増えることに。

現在は低金利なのでローンは組みやすいでしょう。
月々のローンの支払いが家賃と大きく変わらず、生活の負担にならなければ持ち家の方に軍配が上がるかもです。

そのためには早めに購入に踏み切ることも大切かも知れません。

ローンの月々の支払いが家賃と同等で無理のないものなら持ち家の方がお得感があり。

家賃やローン以外の支出

家に住む時にかかる費用は月々の支払いだけではありません。
持ち家の場合、固定資産税やもしもの時の修繕費も必要ですね。

それと比較的し、賃貸は借りているので税金がかかりませんし修繕についても住人の不注意でなければ大家さんが持つことが多いです。

持ち家は維持費がかかる、賃貸は気楽と考えるとこちらは賃貸の方が魅力的ですね。

また光熱費についても、色んな条件で変わってきますが賃貸の方が安く済む可能性があります。
賃貸はマンション・アパートのことが多いですよね。
持ち家に比べて良くも悪くもコンパクトにまとまっているんです。
持ち家は広い分、光熱費が嵩む可能性があります。

分譲マンションの場合はローンの支払いだけでなく管理費・修繕積立金などの費用が発生します。
これらの費用は築年数が古いほど高くなり、相場は3~5万円と言われています。

ローンの支払いが終わっても3~5万円の支出があるのはつらいですよね……。

家賃以外の支出は賃貸の方が安価に済むケースが多い

賃貸と持ち家、満足度が高いのは?

賃貸は借りているため、室内の改装は自由にできません。
今では賃貸用のDIYグッズも豊富ですが、壁にほんの小さな穴を空けるのも気をつかいます。

小さなお子さんがいる場合、目を離すと壁に落書きとかしちゃうかも知れません。

その点、持ち家は自由です。
自己責任ではありますが何をやっても問題ありません。

また賃貸はファミリー向けの物件が少ないこともあり、持ち家に比べて狭めの印象があります。

その点では持ち家の方がお子さんが伸び伸び過ごせるかもしれません。

満足度や自由度は持ち家の方が高いかも

持ち家は資産になる?賃貸は老後に困る?

持ち家はローンを完済したら資産になりますよね。
この点でもどれだけ払い続けても資産にならない賃貸より勝ります。

また賃貸は老後はどこも貸してくれないのでは?と心配になりますよね。

私見では資産という観点で持ち家を選択するのは少々危険……。
というか難易度が高いと思います。

日本は高齢化が進み、人口が減る傾向です。
不動産の価値も今のままを保てる保証はありませんよね。

もちろん不動産の価値が下がらないエリアもあると思います。
でもそういう土地はやはり高いのです。
車でも高級車の方が値段が下がらないと言いますよね。

「高く買って高く売る」
資金が豊富にある人にとっては良い選択肢と思いますが、マイホームがギリギリ届くサラリーマンは首都圏でも通勤に不便な場所とか将来的に価値が上がらなそうな場所になりがちです。

自分が予算に設定した範囲内でしたら資産にこだわるのも良いですが、資産になるからといって無理にローンを組むのは避けたいですね。

賃貸暮らしの人は老後困るのでしょうか?
今、既に私の周りに高齢者で賃貸暮らしの人がいます。
確かに借りる時多少苦労した感がありましたが、ちゃんと暮らせています。

もちろんこれからも大丈夫かはどうかはわかりません。

でもこれから日本は高齢化が進みますし、賃貸の空き家は増加傾向です。
そこまで悲観する必要はないかもです。

将来を考えて行動するのは大切ですが考え過ぎないように。

引越しが容易なのは賃貸のメリット?

賃貸のメリットの一つとして引越しが容易であることが挙げられます。

もちろん賃貸暮らしだからといって気軽にホイホイ引越しするわけではありません。
子どもたちの友人関係のこともありますし、引越しにかかるコストもバカになりません。

でも「ここ1番に引っ越できる」ことはやはり大きいです。
子育て中に隣りの市の方が子育てに優しい街とわかれば引越しするのも手ですよね。

マイホームを建ててから待機児童がやばいとか保育料が高いなど子育て世代を冷遇していることに気づいてもなかなか引越しできませんから……。

ここ1番に引っ越しに踏み切ることができる点は賃貸のメリットになる

私が賃貸暮らしを選んだ理由

一番大きな理由は「タイミングを逃した」でしょうか。
私は晩婚で結婚したのが40代前半で子どもができたのは40代後半です。

40歳の頃にまだ独身だったわけです。
独身なら資産運用目的以外では賃貸の方が気楽ですよね……。

結婚して中古物件を見に行きましたが、予算内でみつかるのは車がないと不便な場所とか築年数がやばいとか、ちょっとお金をかけて買おうと思う物件ではなかったですね。
そんな物件しか見つけれられなかったのは私の予算が低いせいではありますが、それでも数千万円の買い物ですから……。

せめて30年ローンくらいできれば月々の支出を抑えてもっと良い場所を見つけられたのかも知れませんが、70歳を超えてローンを払い続けるのは不安でした。

マイホーム購入を検討する時期が35歳くらいで子どもが小学校に入学するかどうかのタイミングだったら購入していた可能性がありますね。
現在、低金利ですし、無理なくローンが組めるならマイホームは魅力的に感じます。

結局タイミング次第ということになりますかね……。

まとめ

ノリ

持ち家は無理なくローンが組めて、ライフプランが固まっている状況ならありかも。
ずっと賃貸暮らしというのも悲観するほど悪くないですよ。

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