忙しいパパにおすすめ【子育て本ベストセラー100冊の「これスゴイ」を1冊にまとめた本】

子育てについて勉強したい……。
パパになったばかりの人、これからパパになる人、こんな風に考えていませんか?

もちろん子育ては実践が一番大事ですが、知識も必要になってくると思います。
そんな時に活用したいのが子育て本。

でも「どんな本を読んで良いかわからない」というお悩みも出てくると思います。
何せかなりの数の子育て本が発行されているのですから。
書店に行って人気どころを読んでいくのも良いですが、パパさんは仕事と育児の両方をこなすことになるので忙しいことでしょう。
出来ればまずはポイントだけでも押さえておきたいですよね。

今回はそんなパパさんにピッタリの子育て本をご紹介します!

目次

忙しいパパには『子育て本ベストセラー100冊の「これスゴイ」を1冊にまとめた本』がおすすめ

ノリ

本のタイトル通り、子育て本のベストセラー100冊を1冊にまとめた本です。

子育てのポイントがこの1冊で丸わかり!

子育て雑誌「AERA with Kids」元編集長が幼児・小学生を持つ親に向けた子育て本のベストセラー、名作の中から100冊を厳選。
絶対押さえておきたい「子育ての基本」や「新しい教育観」を23のキーワードに沿って紹介します。

Amazonより引用

「子育ての基本」はもちろんのこと「新しい教育観」は是非、学んでいきたいところです。
子育ての常識というのはどんどん更新されていきますからね。

昭和の時代は亭主関白で怖いお父さんが当たり前の時代でした。
鉄拳制裁も許容されていたくらいです。
この価値観はもう古いと誰でもわかると思いますが……。

2000年に突入すると「イクメン」というキーワードが出てきました。
パパが子育てすることが普及してきた頃ですね。

そして令和の今。
子育てに積極的に参加して「イクメン」アピールをしていると白い目で見られることも。
もうパパさんが子育てに参加することは当たり前の時代だということですよね。
最近は男性の育児休暇も普及しつつあるようです。
これから先は女性も男性も育児休暇を取るのが当たり前の時代になるかも知れません。

さて男性の育児参加の話は昭和や平成の時代には良しとされた子育てが実はこれからの時代は相応しくないかもしれないという例えです。

今、子育てをしている人は昭和か平成生まれの人たちです。
もちろん私たちが両親から受けた教育の全てが悪いわけではありません。
引き継いでいくものも多々あると思います。

ただこれからの子どもたちに必要な教育観もしっかり押さえていきたいですよね。
そのうえで各家庭で教育方針を決めていけば良いと思うのです。

本書は本来であれば何冊か読んで理解しなければいけないところを100冊分の要約が掲載されています。
ぶっちゃけ、これ1冊読んでおけばポイントが理解できて、これからの子育ての大きな参考になると思います。

「広く浅く」

子育ての基本と新しい教育観が理解できる本書は忙しいパパさんに絶対呼んで欲しい1冊です。

『子育て本ベストセラー100冊の「これスゴイ」を1冊にまとめた本』を読んだ感想

 

子育てを始めたばかりパパさんはChapter1~3がおすすめ

本書はChapter1~5に分かれているのですが、それぞれの内容はこんな感じです。

●Chapter1
何度も出会った「これスゴイ! 」

些細なことでもあえて「自分で選ばせる」→「自己決定力」が育つ
基本は「失敗O K! 」にする→「自己肯定感」がついて挑戦できる人になる など

●Chapter2
新しい教育観が身につくキーワード

✖️甘えを許すとわがままになる ○いろいろやってあげると自信がつく
✖️なんでもほめよう ○ほめ方を工夫する など

●Chapter3
ぜひ身に付けたい親の習慣

夫婦で話し合う習慣がある→その家の新しい文化ができる
今日この日を大事に生きる→将来に対する不安が減る など

●Chapter4
勉強・受験の勘違い

✖️勉強する時は机の前に座って姿勢よく ○子どもが楽しく学べれば何でもよし
✖️中学受験は塾に入れればなんとかなる ○中学受験は親の知識とサポートが必須 など

●Chapter5
そのほか注目のキーワード

まずは親がお金の価値観を見直す→子どもの「金融教育」の基礎になる
学校に行かない選択肢もあることを知る→不登校に関する偏見をなくす

Amazonより引用

Chapter4は勉強・受験について、Chapter5はお金の知識・不登校・ゲームなどについての育児本の紹介になるのですが、この辺りはお子さんが少し大きくなってからのお話になりますよね。
とても参考にはなったのですがより掘り下げるのは、もう少し後でも良いかな~と思いました。
(私が本書を読んだ時点で娘はまだ0歳で子育てを始めたばかりです)

Chapter1は『何度も出会った「これスゴイ! 」』と銘打たれていますが、子育ての定番ともいえるキーワードがどんどん出てきます。

「自己決定力」「自己肯定感」「非認知能力」……。
これらのキーワードは最近の子育て本には本当に良く出てきます。

本書には紹介されていませんでしたが『子どもを伸ばす言葉 実は否定している言葉』という本でも自己肯定感は大きなテーマになっていました。

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昭和の時代は「素直でみんなに合わせられる」という人物像が教育のモデルになっていましたが、これからの時代は「自分のことを認め、自分で判断できる」ということが求められるという訳ですね。

また学校のテストのような数値で表すことができる能力でなく、興味や意欲、協調や自信など、人の内面に関する能力、即ち「非認知能力」もこれからの時代、注目されています。

私自身、子どもができた時、どんな風に成長して欲しいか、朧気に考えたところ「素直で優しい子」と思っていました。
もちろん「素直で優しい子」が今でも間違っているとは思いません。
本書を読んで「自己決定力」「自己肯定感」「非認知能力」というポイントも知ったので是非、押さえていきたいと考えています。

Chapter2の『新しい教育観が身につくキーワード』の章もとても参考になりました。
……がキーワドだけ見ると一瞬「大丈夫かな?」と心配になってしまいました。

「充分に甘やかす」「人に迷惑をかけても良い」「みんなと同じでなくて良い」などそのままの言葉と受け取るとわがままな子に育たないか心配になりますよね~。

でも本書を読むとその考えが間違えていることは何となく理解できます。
(要約なので何となくです……)

この一つ一つのキーワードの本当の意味を考えるように、なっただけでも本書を手に取って大正解だと思いました。

Chapter3は親の習慣や兄弟の関係、夫婦の関係についての紹介なので興味深い内容でした。
特に夫婦についての項目が私的には一番響いたかな~。
やはり子育てを語る前に夫婦の関係を良好にすることは必要不可欠ですね。

ウチは一人っ子ですが兄弟がいるご家庭もこのChapterは参考になると思います。

気になった本は次の読書候補にしておこう

何となく概要がわかるだけでも充分。
でも気になった本が是非、購入してしっかり読みたいですよね。

私が気になったのはこの3冊です。

我が家のテーマにピッタリだなと思いました!
私自身も内容を詳しく知りたいですし、妻にも読んでもらって我が家流の「つかれない家庭」を気づいていきたいですね。

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これはまず私からしっかり実践したいですね。
そして子どもにも小さいことでも続けることの素晴らしさをしっかり伝えたいです。

親子で何かを始めるのも良いかも知れません。
色々、考えているうちにめっちゃ本書を読みたくなりました。

まだ先になりますが娘にプレゼントしたい本ですね。
私は決してお金があれば幸せになれると思っていません。

でも子どもにはお金に困る人生を歩んで欲しくないなという気持ちもあります。
お金についての知識は少しずつでも小さい頃から教えていけたらなと考えているので娘が10歳になったらプレゼントしたいと思ってます。
その前に私がもっと金融リテラシーを高めなければですが……。

まとめ

ノリ

子育て本のベストセラー100冊のポイントがわかる本書は忙しいパパにはピッタリの本。
広く浅い知識でも充分に役に立つと思いますよ!
気になる本があれば別途購入するのも良いと思います。

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