チャイルドシートを助手席で使用するのは非常識?アンケート結果とその危険性について

チャイルドシートは何処に装着するのが良いのでしょう?
一般的には後部座席ですよね。

むしろ助手席につけることを非常識という人もいます。
助手席にチャイルドシートをつけることはルール違反なのでしょうか?
めっちゃ危険なんでしょうか?

あるいは助手席派もいるのでしょうか……。
徹底調査いたしました!

この記事でわかること
  • チャイルドシートを助手席につけるのは何故非常識?
  • チャイルドシート装着場所についてのアンケート結果
  • チャイルドシート助手席派の意見
  • チャイルドシートを助手席につける際の注意点
目次

チャイルドシートを助手席につけるのは何故非常識?

チャイルドシートを助手席につけると何故、非常識といわれるのでしょうか?
結論から言いますと危険だからです。

チャイルドシートを助手席につけた場合の危険性

危険な理由はいくつかあります。

助手席が危険と言われる理由
・車の座席の中で助手席が1番危険?
・エアバックが危険?

車の座席の中で助手席が一番危険と言われています。
理由はドライバーが危機的な状況になった場合は反射的に自分のことを第一に考えてハンドルを切ることが多いからです。
いくら助手席に乗っているのが大切な人だったとしても咄嗟の判断ではそうなるものなのかも知れません……。

私もずっと助手席が一番危険だと思っていましたが、実は最近はそうでもないようです。
シートベルトの着用率も助手席が一番高いですし、エアバックもあります。
実際に近年、助手席の死亡者数は昔と比較すると減少傾向にあるようです。

それなら「チャイルドシートも助手席に装着しても大丈夫では?」と思ってしまいますよね。

しかし、チャイルドシートを助手席に付けるのが危険な理由は他にもあります。

エアバックです!

エアバックは本来、事故に遭った場合に守ってくれるものですが……。
その設計は大人が乗っている場合を想定しており、チャイルドシートを取り付けて子どもが乗る場合は大人が乗る時よりエアバックにより近い位置に座ることになります。
この状態で事故が起ると助手席の間で挟み込まれてしまう事態になって、子どもが大ケガをする可能性があるんです。

国土交通省のHPでもチャイルドシートは後部座席に付けることを推奨しています。

チャイルドシートはやはり後部座席に装着するのが良さそうですね。

チャイルドシートを助手席につけるのは交通違反?

これだけ危険視されていれば「そもそも交通違反では?」と思う人もいるでしょう。

でも実はシートベルトの装着位置を規定している法律はありません。

どうやら危険ではありますが交通違反ではなさそうです。
飲酒運転やスピード違反…。
もしチャイルドシートを助手席につけることがめっちゃ危険だったら法律で禁じられるはずですよね。

もしかしたら助手席につけた方が良いケースもあるんでしょうか……。

気になったのでTwitterでアンケートをとってみました!

シートベルト装着場所アンケート結果

ノリ

Twitterで57票の回答がありました!

SNSでのアンケート結果

チャイルドシートは何処に装着する?
どんな時も後部座席
88%
子どもと二人きりの時はやむを得ず助手席
7%
助手席でも問題ない派
5%

圧倒的に「どんな時も後部座席」が多かったです。
「子どもと2人きりの時はやむを得ず助手席」「助手席でも問題ない派」を併せても15%以内に留まりました。

チャイルドシートの装着は後部座席ということはやはり一般化されているようです。
子どもと2人きりでの乗車の時も、泣いた時はコンビニに寄ってあやしたり、ミラーをつけて様子をわかるようにしたりと工夫されている人もいらっしゃいました。

次に助手席派の意見も見てみましょう。

助手席も使用する人の意見

助手席も使用する人の意見
・軽自動車なので後部座席では夏場はエアコンが効きにくい
・子どもが多くなると助手席を希望する

車内の温度が上がり過ぎて子どもに悪影響があったら大変です。
状況に応じてやむを得ず助手席を選択しているという意見がありました。

子どもが成長するにつれて、子ども自身が助手席を希望するという意見も。
小さい頃は後部座席でしたが、ジュニアシートに移行後は状況に応じて助手席にも装着することがあるという意見もありました。

チャイルドシートを助手席につける際の注意点

チャイルドシートは後部座席に装着して方が良いのですが……。
やはりやむを得ず助手席に付ける必要があるケースも出てくると思います。
その際の注意点をご紹介します。

チャイルドシートは前向きに装着する

助手席にチャイルドシートを装着する際の危険性はエアバックというのはご紹介した通りですが、チャイルドシートを後ろ向きに装着するとエアバックとの距離がより近くなり、さらに危険度が増します。

しかもチャイルドシートを後ろ向きに装着するケースは、子どもがまだ小さい時期(ベビーシートを活用する時期)になります。

1歳未満のお子さんを後ろ向きで助手席に乗せるのはかなり危険ですので避けたいところです。

助手席のスペースはできるだけ広くとる

エアバックとの距離を遠くすることで助手席の危険度は少しは下がると思います。
可能な限り、助手席を後ろに下げるのもおススメの対策です。

エアバックの恩恵を受けれない時点でどうしても大人より危険度が高くなってしまいますがやむを得ない場合はエアバック対策を万全にしましょう!

まとめ

ノリ

チャイルドシートはよほどのことがない限りは後部座席につけよう。
助手席につける場合は対策を万全に!

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