口の悪い父親に読んで欲しい【子どもを伸ばす言葉 実は否定している言葉】おすすめ子育て本

自分の子どもの成長を願うのはどの親も同じだと思います。
でも子育てでイラっときてつい乱暴な言葉で話していませんか?
特にパパさんで普段から乱暴な口調の方は悪気がなくても子どもの成長を妨げている可能性があります。
乱暴な口調でなくても「親からの押し付け」が強いと同様に子どもの成長には良くないようです。

本記事では大人気の育児本『子どもを伸ばす言葉 実は否定している言葉』で学んだことや感想を紹介したいと思います。

目次

『子どもを伸ばす言葉 実は否定している言葉』ってどんな本?

ノリ

事例が漫画なのでわかりやすい!

『子どもを伸ばす言葉 実は否定している言葉』のあらすじと読んで欲しい人

5万人以上の親子の悩みから導き出した、自律する子どもが育つ「伸ばす言葉」と 
子どものためを思って言ったのに、「実は否定している言葉」。
NG&OKマンガで2つの違いが楽しくわかる!

著者はNHK「すくすく子育て」元司会で、
現在は「NPO法人親子コミュニケーションラボ」代表理事として
親子のコミュニケーションを高めるオリジナルプログラムを作り
講座や講演を各地で行なっています。
これまでに5万6000人以上の親子、祖父母や先生方が参加しています。

本書では、著者がこれまで多くのお母さん、お父さんから実際に相談された悩みの中から、
特に多くの方が抱えているお悩みを多数紹介、親と子の視点の違いについてマンガを使ってわかりやすく解説していきます。

子育てに関してイライラやモヤモヤ、不安や焦りを感じている方にこそぜひ読んでいただきたい、
「今日から使える」「子どもを伸ばす言葉」が身につく一冊です。

Amazonより引用

こんな人に読んでもらいたい
・ついつい乱暴な口調になるパパさん、ママさん
・自分の考えをつい押しつけてしまうパパさん、ママさん
・新米パパさん、ママさん
・これからパパさん、ママさんになる人

これからの子育てで重要なキーワードとなる「自己是定感」

「自己是定感」
最近の育児本では良く出てくるキーワードです。
自己是定感とは自分に自信を持てることとも言えますが、決して「傲慢」「自信過剰」ということではありません。
「ありのままの自分を認めることができる」っていうことなんですね。

なので失敗を過度に恐れずに自信を持って取り組めるということなんです。
現在、少子化が問題になっていて今の子どもが大人になる頃にはどんな未来が待っているか想像もつかないですよね。
高度成長期やバブルの頃は「素直で他人に合わせることができる子」が良いとされていた傾向があります。

私自身、素直であるとか協調性があるというのは今でも大切だと思ってます。
でもこれからは自分の考えをしっかり持ち、その上で他人の話を素直に聞く姿勢、皆んなと上手くやっていくスキルが必要なのではないかと。
それを実現するには「自己是定感」が大切なんだと感じています。

本書は子育てで起こるであろう様々な問題に対してどのように「声がけ」したら自己是定感が芽生え、成長につながるのか…
そのヒントとなるNG例、OK例ともに数多く掲載されていてとても参考になります。

『子どもを伸ばす言葉 実は否定している言葉』の感想

子どもに真意は伝わりづらい?

ビジネスでも「伝え方が9割」というのが定説になっていますよね。
大人でも言い方、伝わり方ひとつでやる気が大きく変わってくるものです。
子どもだったら尚更ですよね。

「昭和の父親像」を引きずっているパパさんはもしかしたらこんな考えをもっているかも知れません。

昭和のパパさんのイメージ
・父親は言葉ではなく背中で語るもの
・父親は怖いくらいがちょうど良い
・乱暴な言葉遣いでも愛情があれば許される

これらの考えを持っている場合は是非更新してください!
子どもとの距離はどんどん離れていって子育てどころじゃなくなりますよ〜。

子どもを伸ばす言葉って?

乱暴な口調は論外として……。
子どものことを思うからこそ、色々言ってしまうこともありますよね。
私自身、本書を読むまで子どもに注意することは悪いこととは思っていませんでした。
でもこんな視点を持つことを本書で学びました。

「子どもを認める」ということ。
子どもを親の視点だけで闇雲に注意するのではなく、子どもが自分で考えて行動したことを認めることで自己是定感が育まれるというわけです。

かと言って予想外の行動をするのが子どもというもの。
子どもが行う全てのことを認めることができれば苦労しませんよね……。

本書ではこのまま放置しておくことのできないシチュエーションでいかに「子どもも伸ばす言葉」をかけていくかのヒントが凝縮されています。

完全には上手くいかないかも

本書では様々な子どもの行動に対して模範となるOK事例が掲載されています。
基本、目から鱗なのですが……。

中には「こんなに上手く行くかな〜」と思う事例もありました。

私の子育ては始まったばかり。
これから娘に色んな場面で声がけする機会があると思います。

正直、全ての場面で的確な声がけができるか自信がありません。
でも少なくとも「子どもを認めるという視点」「できるだけ感情に任せて怒らない」「もし失敗したら素直に認め、フォローする」ことをやっていきたいと思います。

ノリ

娘と共に私も成長しなきゃですね。

まとめ

ノリ

子どもを伸ばすヒントとなる声がけ事例が満載なので、子育てパパさん、ママさんには是非読んでいただきたいです!
悪気がなくてもついつい口調が乱暴になってしまうパパさんにも是非読んでもらいたいです。

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