「国際交流」「サイドビジネス」「民泊」・・・。
こんなキーワードに興味があるなら読んでみて損はないと思います。決して怪しい本では無く堅実な民泊ビジネス「Airbnb」の実践日記です。
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あらすじ(内容紹介)
話題になっているAirbnbをはじめとする民泊。 ほとんどの方は、自分とは関係ない話だと思っていませんか。 でも、皆さんの家には空いている部屋はありませんか。 または、空いていないと思っているだけで、実はまた使わない部屋が ありませんか。 お子さんはまだ2歳なのに、子ども部屋はありませんか。 あと8年くらいはいらないかもしれません。 その部屋が、住宅ローンの返済に一役かってくれるとしたら・・・。 これは普通の都内に勤めているサラリーマンの筆者が、たまたまAirbnbを使って 日本に旅行に来ている人と出会ったり、Airbnbのホストとなって外国人を自宅に 泊めている人と知り合ったりしたことから、自分がAirbnbのホストとなった。 そして世界で数パーセントしかいないと言われる「スーパーホスト」になっていく 話です。(内容紹介)
Airbnbって?
上記が公式HPです。素敵なサイトですがこれを見ただけではなんのことかあまりわかりません(^^;)
私はAirbnbについて過去に読んだ下記の本で存在を知りました。
激動の時代を生き抜くために必読!【未来から選ばれる働き方 「会社がなくなる時代」のキャリア革命】
簡単に言うと宿のマッチングサービスで新しいビジネスモデルとして紹介されてます。
個人で気軽に始められる民泊ビジネスといったところか・・・。
グローバルに展開されており日本で利用されるのは殆ど海外の方らしいです。
ビジネスモデルとしては大きく分けて自宅の一部を宿とするものと民泊利用OKの賃貸物件を借りて運用するパターンがあるようです。
最近では副業としても人気がありホストが増加傾向のようです。
普通のサラリーマンのAirbnbの実践記
著者は都内に一軒屋を持つ普通のサラリーマン。
大きなドラマは無く、淡々とストーリーが進みますが物語ではなく実践日記なのでこんなものでしょう。むしろリアル感がありますね。
始めるきっかけは偶然ネットで見つたと結構、軽めです。
ネットで見つけて最優良ホストの企画に参加し、すっかりその気になってしまったという、ある意味、危険な始め方だったかもしれません(^^;)
ただきっかけは軽いものの、お金儲けに目がくらんだ感じではなく、堅実に実践されたのが成功の要因かなと感じました。
具体的には・・・
- 家族の理解を得られたものの基本的には著者本人がお客様の対応する。なので仕事のある平日は無理ということになり土日限定にする。
- お客様は身分証明書を登録していないと受け付けない。
- 少しでも怪しい人はやんわりとお断りする方向で考える。
こんな感じかな~。
自宅の一室を宿にしてるので無理をしなくても良いのですね。だから大きなトラブルもなかったし良客を選ぶことができたのですね。
また著書は本書で海外から客がくることは子供たちの教育にも良いといいます。色んな言語が飛び交う環境で小さいうちからグローバル感覚を養えるとのことです。
スーパーホストってどれだけ稼ぐのか?
具体的には書いてませんでしたが一泊、数千円で土日のみでお客様選びは慎重となればそこまで大きく稼いでいないことがわかると思います。著者はこの副業で稼いだお金は「海外旅行」の資金に充てると書かれてます。「全部は賄えないが大分助かっている。」「僕たちは旅人に旅をさせてもらっている。」と本書では語られています。きっとこのゆとりが大切なのでしょうね。
民泊ビジネスは甘くない!?
本書はkindle unlimitedで無料で読んだものですが、同じく無料の関連書籍でこんなものがありました。
民泊を始めてわずか半年 もうすぐ私は300万円を失います 民泊を始める前に どうしても知ってほしい 転貸型民泊 の現実と注意点
こちらはAirbnbではないようですが民泊利用OKの物件を借りて運営するパターンの方です。頁数も短く参考資料程度(失礼!)にざっと目を通したのですが
- 民泊ビジネスを始める人が増加している。
- 民泊化利用可の物件に人気が集中し賃貸料が上がる。
- 近隣の住民に目をつけられ物件から撤退を余儀なくされる・・・。
こんな内容でした。なんか手軽な感じがしませんし、リスクだらけの気が(^^;)
借りた物件を人に貸すなら不動産運用とあんまり変わらない気がします。ガツガツお金儲けのためにやるにはハードルが高そうです。
まとめ
正直、無料だし暇つぶしに読んだのですが意外とためになりました。特に心に残ったシーンはお客と食事をしている際に節分のことを聞かれ、詳細に説明できなったという件。「国際交流も比較文化論も日本の伝統行事についても全部考えさせてくれた」と本書で語ってます。私自身、ぶっちゃげ民泊ビジネスにはさほど興味がありません。しかし現在、英語を習っている身ですから公私に関わらず将来的にはグローバルな活動ができればよいな~と企んでおります。そんな中、もし自分が英語が上達して海外の人と普通に会話ができるようになったとき日本のことをどう語るだろう・・・。
英語を勉強するだけでなく、日本のこともしっかり勉強しないとですね(^^;)
また失礼な言い方かも知れませんがベストセラーになるような大企業の社長の波乱万丈の自伝より、このように普通のサラリーマンが自分なりの成功を収めるストーリーの方が年甲斐もなく色々チャレンジ精神旺盛な私にとって共感できる部分があります。
だからブログも読むのが好きなんだろうな~
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