最近、読み始めたファンタジー系マンガのご紹介です。
ファンタジーといえば剣と魔法の世界、仲間たちとのスリリングな冒険・・・。
そして世界を滅ぼそう(征服)しようとしている悪との闘い__。
こんなイメージを持ってましたが、最近(今更!?)話題になっているファンタジー系のマンガを読んでみると登場人物たちの波乱に満ちた冒険物語というより、もっと日常にスポットを内容でした(^^;)
ダンジョン飯
あらすじ(内容紹介)
九井諒子、初の長編連載。待望の電子化! ダンジョンの奥深くでドラゴンに襲われ、金と食料を失ってしまった冒険者・ライオス一行。再びダンジョンに挑もうにも、このまま行けば、途中で飢え死にしてしまう……。そこでライオスは決意する「そうだ、モンスターを食べよう!」スライム、バジリスク、ミミック、そしてドラゴン!! 襲い来る凶暴なモンスターを食べながら、ダンジョンの踏破を目指せ! 冒険者よ!!
(Amazonより引用)
「冒険者も腹が減る・・・」
ここに目を付けたストーリー。
主人公のライオスはドラゴンに襲われ、ドラゴンに食べられた妹を助けるために苦渋の決断に迫られて「モンスターを食べる」ことを決心した・・・。
というより前からモンスターがどんな味が試したかったという変わり者(^^;)
ライオスの仲間の魔法使いの女性マルシルや鍵師のチルチャックはドン引きです。
しかし突如現れたセンシという魔物料理を研究して10年というドワーフの助っ人になったことにより、「モンスターグルメ」マンガとして物語が進んでいきます。
ぶっ飛んだ物語ではありますが、ダンジョンRPGの元祖と言われる「ウィザードリィ」をモチーフにしているのか、ファンタジーとしての世界観は結構しっかりしているので「王道ファンタジー」をぎりぎり踏み外していないのが良い感じです(^^)
4巻が2月15日発売です!
ダンジョン飯 1巻<ダンジョン飯> (ビームコミックス(ハルタ))[Kindle版]
29歳独身中堅冒険者の日常
あらすじ(内容紹介)
仕事でダンジョンに潜った冒険者・ハジメは、お腹を空かせた少女・リルイと出会う。親に捨てられ、身寄りのない彼女を一人、放っておくことも出来ず──「俺の仲間になるなら泣くな!!」かくして始まった、二人の共同生活。しかしリルイは「ただの」少女ではなくて……!?
(Amazonより引用)
主人公のハジメは白銀の等級を持つ冒険者。
「白銀」とは冒険者のランクのことで、たとえるなら1~5段階の中で「4」。
(1が弱くて数字が上がるに強くなる)
ですのでそこそこ強い部類に入ります。
そんなハジメは今や片田舎で半ばドロップアウト状態。
「子供の頃は貧乏で空腹を満たしたくて冒険者になり、がむしゃらに戦ったが気づけば空腹ではなくっていた・・・」的なことを言ってます(^^;)
冒険者ギルドの仕事も簡単でなるべく村民の役に立つような仕事を選び、のんびり過ごしてます。
こんなおだやかな日常の中、ダンジョンの入口付近で、最弱のモンスターにやられている少女、リルイと出会います。
ここから親に捨てられ、身寄りのないリルイとの共同生活が始まります。
年にしてハジメは29歳、リルイはおそらく小学生低学年くらいか・・・。
ちょうど親子くらいの感じなので今のところは親子同士のような、ほっこりした話が多いですね。
リルイにはある秘密があるのですが・・・
今のところ、それが大きく物語に絡むような感じはありません(^^;)
まだ2巻しか出てないので物語がどのように進んでいくか楽しみです(^^)
異世界居酒屋「のぶ」
あらすじ(内容紹介)
古都アイテーリアの裏路地に繋がった、居酒屋「のぶ」。異世界の住民達は、馴染みのない異国風の料理と冷えた「トリアエズナマ」のあまりの美味さに次々と虜になっていくのだが…!?異世界グルメファンタジー開幕!
(Amazonより引用)
これはアイデアが面白いですね!
今まであったグルメマンガは「リアルの世界でファンタジーな料理を出す」という設定が多かったと思いますが、本作品は「ファンタジーの世界でリアルな料理を出す」という切り口です。
私たちなら何の新しさもない居酒屋の普通のメニューも異世界の住民達にとっては、『ミスター味っ子』や『食戟のソーマ』で出すような斬新なメニューに見えるのでしょうね。
3巻まで発売中です!
異世界居酒屋「のぶ」(1)<異世界居酒屋「のぶ」> (角川コミックス・エース)[Kindle版]
まとめ
今まではどちらかというと王道ファンタジーを読むことが多かったです。
(というか昔は王道しかなかったのか・・・)
ファンタジー小説おすすめ10選 名作は色あせない!【25年の間で読んだ私のおススメ】
小説において最近は「現代の世界」を舞台にファンタジー要素を盛り込んだ作品が多くなって気がします。
今回のマンガ3作品もファンタジーの世界の日常を切り取り、見せてくれているかのような作風で私にとっては新鮮で面白かったです(^^)
どの作品も巻が少ないので、今からでも一気読みできちゃいますよ~(^^)
既読の方も多いと思いますが、まだの方は是非!!
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